2016-01-01から1年間の記事一覧

2016年読んだもの観たものなど

読んだ本 23冊 永い言い訳/ことり/昨夜のカレー、明日のパン/土佐堀川/リアル行動ターゲティング/異類婚姻譚/死んでいない者/悲しみの秘儀/東京という主役/乳房の文化論/結婚式のメンバー/私のなかの彼女/へろへろ/断片的なものの社会学/vanitas002/物流ビジ…

「建築家の清廉 - 上遠野徹と北のモダニズム」(建築ジャーナル)

建築家の清廉―上遠野徹と北のモダニズム (建築家会館の本) 作者: 上遠野徹,上遠野徹と漸進する会 出版社/メーカー: 建築ジャーナル 発売日: 2010/07 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 2016年23冊目 目利きで関心の幅が広い広島の専門店のオーナ…

正反対の夢

in Sri Lanka 知らない人と結婚していてセックスする夢を見た。 決して幸せな内容ではなかったけれど、なんだかいたたまれない気持ちに。 彼の枕元に近づくと、「今***(私のこと)の夢見てた」。 二人で街をデートした帰り、寒いから私は電車で、彼はバ…

「レナードの朝」ペニー・マーシャル(1990、米)

2016年22本目 何と言ってもセイヤー医師役のロビン・ウィリアムズのとろけるような優しい笑顔が印象的。 人付き合いが苦手で、臆病で、でも誠実で。すぐそこに存在するかのようなリアリティだった。 ロバート・デニーロはもう怪演と言っていいほど。 2人の…

性の価値観

in Viet Nam ジュネーヴで働く友人が帰省してきた。 今回特に話したのは、性に対する価値観の違い。 貞操を重んじる日本とは違い、「生涯一人の人となんて満足できない」と正当化して奔放な性生活を送る人も多いのだとか。 考え始めると分からなくなる。 生…

「めまい」アルフレッド・ヒッチコック(1958年、米)

2016年21本目 宇多丸の「ゴーンガール」評を聞いて、是非観てみたいと思っていた「めまい」。 「幻想しか愛せない男と幻想の中でしか愛されない女」と表現するならば、 「めまい」は別の女性であって欲しかった。 別の女性に理想の女性の幻想を重ね合わせて…

交わらない日々

in Sri Lanka 民放のバカみたいなバラエティ番組が嫌だ せっかくの料理を丁寧に味わわないのが嫌だ 携帯ばっかり触っているのが嫌だ ・・・ 久しぶりに二人きりでゆっくり過ごせるはずが、 一人きりの時と大して違わなかったことに腹が立っている。 苛立つ時…

「となりのイスラム」内藤正典(ミシマ社)

となりのイスラム 世界の3人に1人がイスラム教徒になる時代 作者: 内藤正典 出版社/メーカー: ミシマ社 発売日: 2016/07/17 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (1件) を見る 2016年22冊目 「問題は英国ではない、EUなのだ」エマニュエ…

美しくて聡明な人

聡明でありたい。そして、佇まいが美しくありたい。 常日頃からそう思っていて、そう思える知人がいる。 白くて逆三角形の美しい手が、彼女の顔をレフ板のように明るく照らす。 清涼感のある声色で繰り出される毒舌。 この日も覚えておきたいキーワードが沢…